1985-05-30 第102回国会 参議院 農林水産委員会 第19号
○説明員(江藤素彦君) 具体的な業務内容についてのお尋ねでございますので、私の方からお答え申し上げたいと思います。 先ほど長官からも需要開発センター、仮称につきまして、概要につきまして申し上げたわけでご ざいますが、大変に目下木材需要が低迷しております非常に厳しい状況の中でございまして、国有林材のPR活動を積極的に推進することが重要となっておるわけでございます。また、国民の緑に対する関心が非常に高
○説明員(江藤素彦君) 具体的な業務内容についてのお尋ねでございますので、私の方からお答え申し上げたいと思います。 先ほど長官からも需要開発センター、仮称につきまして、概要につきまして申し上げたわけでご ざいますが、大変に目下木材需要が低迷しております非常に厳しい状況の中でございまして、国有林材のPR活動を積極的に推進することが重要となっておるわけでございます。また、国民の緑に対する関心が非常に高
○江藤説明員 そのとおりでございます。
○江藤説明員 お答え申し上げます。 ただいま住宅・都市整備公団の、今後この六本木跡地につきましての利用計画について、具体的なものはまだ出ておりませんのでわからないわけでございますが、その辺のところをいろいろ打ち合わせまして、できる限りといいますか、地元の御趣旨、要望に沿うような、計画に沿うようなお話し合いを進めているところでございます。
○江藤説明員 林野庁でございますが、六本木の公務員宿舎敷地につきまして、林野庁といたしましては、国有林野事業の改善計画の一環といたしまして、これを売り払う方向で現在検討を行っているところでございます。 売り払いの相手方といたしましては、公用、公共用の優先という考え方からいたしまして、東京都及び港区の意向を受けまして、住宅・都市整備公団を有力な候補といたしまして、当該跡地の利用が地域の開発計画に即しました
○説明員(江藤素彦君) お答え申し上げます。 治山堰堤関係についての土石の排除の点につきまして、御質問があったわけでございますが、治山ダムにつきましては、元来の目的が渓床勾配を安定させますことと、それから山脚を固定するというような目的でございまして、元来の、この土石流、それをため込む目的を持っておるのが治山堰堤の役割りでございますが、この際有珠山につきましては、現在なお地殻変動等火山活動が続いておりまして
○説明員(江藤素彦君) お答え申し上げます。 今回の泥流災害にかんがみまして、次期の降雨あるいは明春の融雪期に予想されまする二次災害の防止を図りますために、今年度中に、先ほども申し上げましたが、予備費の追加使用による事業費の関係で、十二億六百万円を含めまして総額で三十億七千五百万円という治山事業を緊急に実施する計画を立てておるわけでございます。今後の復旧対策といたしましては、従来実施してまいりました
○江藤説明員 林野庁関係についてお答え申し上げます。 昨年八月の有珠山噴火以来、林野庁といたしましては荒廃林地のうち二次災害防止のため緊急を要する個所から逐次治山事業を実施いたしまして、その復旧に努めてきたところでございます。 具体的に申し上げますと、降灰等不安定土砂をでき得る限り林地内におきまして抑止いたしますように、山腹斜面におきましては編棚工、土どめ工、緑化工等実施してまいりましたし、また
○江藤説明員 有珠山の噴火活動につきましては、先生御指摘のとおり、本年八月に入りまして再び活発となりまして、これに伴いますところの地殻変動も生じてきておるわけでございまして、荒廃林地の状況も変化を来したとの報告を受けまして、林野庁といたしましては、実は去る九月四日から六日にかけまして、林野庁治山課あるいは国有林担当の業務課の担当官を現地に派遣いたしまして、状況の把握あるいは復旧工法の指導に当たらせましたとともに
○江藤説明員 治山事業関係についてお答え申し上げます。 治山事業につきましては、昭和五十二年八月の噴火以来堆積いたしました火山灰が、降雨等によりまして泥流化し、人家、公共施設等に被害を与えるおそれのある荒廃林地につきましては、緊急治山事業等によりまして、泥流防止のための谷どめ工あるいは土どめ工、流路工、緑化工、そういった工法をもちまして、緊急に実施してまいったところでございます。 すなわち五十二年度
○江藤説明員 お答え申し上げます。 今次、九月の二十八日、二十九日にかけましての南九州に停滞いたしました秋雨前線につきましては、鹿児島県下に局所に一時的に集中豪雨をもたらしたわけでございます。特に、当桜島地区におきましては、二十八日の二十一時から二十二時の間と、二十九日の十時から十二時の間にのみ降雨が集中いたしまして、多量の土石流が発生したわけでございますが、いま先生の御指摘があったわけでございますけれども
○江藤説明員 ただいまの先生の御質問にお答え申し上げたいと思いますが、林野庁におきましては、先ほど国土庁審議官の方からも御答弁申し上げましたように、昭和四十七年に山地災害危険地の調査を一たん実施いたしたわけでございますが、その調査に基づきまして対策に努めてきておったわけでございますけれども、先ほど国土庁審議官から申しましたように、五十一年の十七号台風災、あの激甚な災害によりまして、その山地災害危険地
○説明員(江藤素彦君) ただいまの御質問にお答え申し上げたいと思います。 林野庁といたしましては、先生御指摘の由比地区におきまするところの地すべり防止事業につきまして、いま全体的な国におきまする国土保全上の最も重要な地区と考えておるわけでございます。そういう意味におきまして、本地区につきましては先ほど国土庁審議官の力からの左記もございましたけれども、四十九年の七月の災害を契機といたしまして、斯界の
○説明員(江藤素彦君) 治山課長の江藤でございます。 ただいまの柄谷先生の御質問でございますけれども、現地の関係省庁の調査団といたしまして私も現地に参上いたしまして、そこで現地の被害状況を視察させていただきました。その際にいろいろと現地事情を見たわけでございますが、ある新聞社からの取材に会いまして、それに対する対応につきまして私の方から申し上げましたのは、いま角道審議官の方からいろいろ御答弁申し上
○説明員(江藤素彦君) お答え申し上げます。 ただいま先生の御指摘の新宮川の水系流域につきましての治山事業でございますが、この点につきましてかねてから新宮川濁水調査委員会というものを設置いたしておりますが、その濁水調査委員会の中に実は林野庁側といたしましても大阪営林局の経営部長を委員といたしまして参加させておりまして、その実態把握に努めておるところでございます 治山事業につきましては、そういう実態把握
○江藤説明員 ただいま先生から御指摘いただきましたように、確かに林野庁といたしましても、由比地区におきますところの地すべり防止事業につきましては、国土保全上最も重要な地区の事業であるというふうに考えておるわけでございます。したがいまして、本地区につきましては、斯界の権威者から構成されました由比地区地すべり対策技術委員会という委員会の調査報告がもうすでに出されておるわけでございまして、この報告に基づきまして
○説明員(江藤素彦君) お答え申し上げます。 林野庁といたしましては、震災に限りませず、人家とか公共施設等に対しまする山地に起因いたしまする災害を未然に防止いたしますためには、一定の採択基準によりまして緊急を要する個所から計画的に治山事業を実施しておるところでございます。鉄道線路につきましても、国道とかあるいは都道府県道などと同様でございまして、治山事業の対象となる重要な公共施設でございますので、
○説明員(江藤素彦君) お答え申し上げます。 桜島地区につきましては、実は林野庁側といたしまして国の直轄治山事業というものを全国で各地区で行っているわけでございますが、この直轄治山事業の中でも、この地区につきましては、特に最も重要な地区の一つといたしまして、積極的に防災事業を実施しているところでございます。 当該地区におきまする地区全体の、桜島地区全体のことから申し上げてまいりますと、四十六年度
○説明員(江藤素彦君) 林地に堆積しておりまする火山灰等が流出いたしまして、この今回の有珠山の災害にもたらされますところの二次災害、そういうものに対しまして、いままでやってまいりました治山事業についての経緯を申し上げたいと思いますが、大体、林地降灰の被害額は七十六億五千五百万円に達したわけでございます。林野庁といたしましては、災害発生後直ちに係官を派遣いたしまして、山地災害につきましての現地調査と、
○江藤説明員 先ほど申し上げましたように、法律改正になりましたのが四十九年五月一日でございまして、十月の末日に施行されております。それ以前につきましては、施行当時に付されました問題点といたしまして、既着手行為につきましてはこれに及ばないということで、いままですでに着手しているものにつきましてはこの法律が適用されておらないわけでございます。
○江藤説明員 森林法関係につきましてお答え申し上げます。 まず保安林を除きますところの——保安林につきましては後から申し上げますが、保安林を除きますところの一般の森林について先に申し上げますと、林地の開発につきましては、すでに昭和四十九年の五月一日改正の森林法第十条の二の規定に基づきまして、特に地域森林計画の対象となっておりまするところの民有林につきまして、これにおきまして一定規模——定規模といいますのは
○説明員(江藤素彦君) 御指摘の点につきまして、治山事業関係をお答え申し上げたいと思います。 先ほど対馬先生の方から御指摘いただきました地域につきましては、先ほどお答えしたとおりでございますが、その他全般について申し上げますと、有珠山の火山活動に伴いまして、火山灰の降下によりまする林地降灰の被害額は七十六億五千五百万円というような額に達したわけでございます。林野庁といたしましては、災害発生後直ちに
○説明員(江藤素彦君) ただいま先生から御指摘のございました、まず虻田町の木の実団地浄水場周辺の泥流防止対策につきまして最初にお答え申し上げたいと思います。 林野庁といたしましては、こういった林地に堆積しておりますところの火山灰等が流出いたしまして下流域の人家、公共施設、こういった浄水場もございます、そういった施設等に二次災害を与えるおそれのある個所につきましては、本年度全般的な見地からも谷どめ工
○説明員(江藤素彦君) お答え申し上げます。 〔委員長退席、理事上條勝久君着席〕 林野庁といたしましては、ただいま先生御指摘のとおり、当由比地区につきまして、交通あるいは通信網の重要な要衝であるということから言いまして、国土保全上最も重要な地区といたしまして昭和五十年度から国の直轄事業ということでこれを実施することとしてきておるわけでございます。五十年度につきましては、事業費にいたしまして二億四千六百万円
○江藤説明員 お答え申し上げたいと思います。 有珠山の火山活動に伴いまするところの火山灰の降下によります林地荒廃、特に先生御指摘の下流域に影響を及ぼしますのは林地関係だろうと思いますが、林地荒廃の被害額につきましては、現在のところ国有林、民有林を合わせまして七十六億五千五百万円というような額に達しておるわけでございます。林野庁といたしましては、災害発生後直ちに係官を派遣いたしまして、山地災害につきましての
○江藤説明員 御指摘の崩壊斜面に対します今後の復旧方針でございますが、この竜ケ水地区の山腹斜面につきましては、萌芽更新によりますところの約三十五年生の広葉樹林で従来覆われていたわけでございますが、当地が約五十度の急傾斜地であった上に、また六月十五日から十七日にかけましての二百ミリ余の豪雨がございまして、地盤が非常に膨軟といいますか、ふくれて軟弱になってきておったところにもつてまいりまして、二十三日から
○江藤説明員 桜島町にかかわりますところの各河川のうちで河口部まで林野庁所管となっておりますのは西道川でございます。西道川の河口付近におきます流路の平均断面につきましては、下幅が六メーター、それから上幅が七・二メーター、そして深さが三・〇メーターとなっておるわけでございまして、上流部におきまして計画的に目下実施中の谷どめ工等の施工によりまして渓岸が安定いたしますれば、現在の断面で一応間に合うのではないかというふうに
○江藤説明員 当被災地の住宅地背後の今後の復旧計画につきましては、建設省所管の砂防事業と密接な調整を行いまして、上部崩壊地の山腹工事及び下部の砂防事業の上部に当たりますところの渓間工事につきまして林野庁所管事業といたしまして実施することとしておるわけでございます。本年度につきましては、緊急治山事業といたしまして、上部崩壊地ののり切り工、水路工、それから土塁工、緑化工等につきまして、それから渓流につきましては
○説明員(江藤素彦君) 林地関係につきましてのお答えを申し上げたいと思いますが、ただいま農地関係についてのお答えがございましたと同様な形の調査に基づきまして調査いたしました結果、林地関係の危険個所数につきましては二千九百三十五カ所でございます。現在までにこの危険個所につきまして指定をいたしました個所数が一千九十一カ所でございます。で、農地と同様に、この一千九十一カ所につきまして現在まで実施を進めておりますのが
○江藤説明員 お答え申し上げます。 林野庁といたしましては、実は今回の落石の個所につきまして、この個所は山林ではございますけれども、全山が砂防指定地ということになっておるわけでございます。したがいまして、砂防指定地の所管は建設省ということでございます。私どもの所管といたしましては、それぞれ保安林という制度がございますが、この保安林に指定した所管のところを私どもがやっておるわけでございます。 ただし
○江藤説明員 お答え申し上げます。 私どもの治山事業と最も関係の深い事業といたしましては、建設省の砂防事業があるわけでございまして、この関係につきまして毎年砂防治山連絡調整会議というものを中央段階でも持っております。また県段階でも、これにつきまして現地現地の調整を図るという形で密接な連携を保ちまして、両事業間の円滑な推進を図っておる次第でございます。 以上でございます。